ドームテント

ボクは1995年から越冬キャンプ"ひょうこま"を12年間やったんだ
最初はティピの中で火を焚いて過ごした
冬だけで無く夏は佐渡島に毎年行き
一ヶ月から二ヶ月は海沿いにテントを張り過ごした
"ひょうこま in 佐渡島"だ！
何度か台風の直撃を受けたりもした
その頃はどれ程のテントを自作しただろうか
結局、最後にはケンゴマドームテントの
この形になったんだけどね
それからは台風にも負けてないよ
そして、暖は薪ストーブでとるようになった
さらにソーラーパネルを導入する様になってからは
このままいつまでも暮らせると思い始めた
実際、今のボクの暮らしがそうなんだけどね
仮設テントのつもりだったけど常設にも対応出来んだよ
ボクは強風でこのテントが壊れる想像が出来なかったんだ
その実験も兼ねてトカラ列島の宝島に移住した息子に
直径6メートルのドームテントを送り
"海からの風をまともに受けるところに建ててくれ"
とお願いをした
更に"クイだけはしっかり打て"と強調したんだ
いくつかの台風はそれたり、弱まったりしたが
とうとう何十年ぶりの大型台風が進路を宝島に向けた
奄美では風速71メートルを記録！
2015年8月25日には宝島には風速57メートルが襲った！
ドームテントは側面がカンボツし
直後にはシートが剥がれ裂けすっかり飛び散った
それらの細部に渡り。撮った記録画像を息子が送ってくれたのだ
それを見て分析想像が出来た
それにしても、風速57メートルというのは時速200キロで走る
新幹線の屋根に建てたのと同じ事になる
耐えられるわけがないのだ
しかし、次なる実験をするしかない
今後またどんな強風が吹くかは分からないからね
頑張るよ